パワポのスライドを業者に委託する方法

パワポのスライドを業者に委託する方法

何かのプレゼンテーションの機会がある、けれども自分はパワポのスライドを上手に(あるいは全く)作れないというとき、外部の制作会社に委託するという方法があります。その際に気をつけなければならないこととは何でしょうか。
デザインや、(もしさほど複雑な内容でなければ)ある種のシナリオ感については、提案を受けながら相談することができます。しかしどうやっても外部に発注できないことが一つあって、それは「コンセプト」の結晶化作業です。

どんな理由で、どんな情熱に後押しされて当該プレゼンを行うのか。それが結晶化されていなければ、何を強調し、何を訴求力豊かに描き、何を省くべきなのか、制作会社の側も理解することができません。もちろん、そういった知見を一定のレベルまで持ち合わせているのが、力のあるディレクター・デザイナー・エディターです。本当に優秀な制作会社のディレクターは、そういったシナリオやコンセプトレベルにまで踏み込んで、発注側が気づきもしなかったプレゼンの「価値」に気づかせてくれ、その上で魅力的なスライドを作り上げてくれることもあります。(結構、いい値段になりますが。)

とはいえ、それとて、本当にあなた自身(発注者側)から出たことばというわけではないということを忘れてはなりません。あたかも最初からそれが自分のコンセプトであったかのように感じる高度な取り違え能力を人間は有しているとはいえ、それを内面化し、本当に自分自身の身からでた問題意識・コンセプトへと昇華するためには、どうしても自分(たち)自身で真剣に考え抜き、語るべきことば・コンセプトに仕立て上げるという段階は経由する必要があるのです。
そういった「身から出た」ことば=コンセプトを、できれば前もって、少なくとも制作会社と対話しながら明確に作り上げた上で、シナリオ化してゆきます。一つ一つのスライドの工夫や、訴求力向上のためにどう作り込むか、といったことは、最後の最後です。

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